環境 RE100達成への取り組み

RE100 この作業所は、100%再生可能エネルギー使用中!

当社グループは、RE100イニシアチブに加盟し、再生可能電力の採用を推進しています。

RE100とは

RE100は、国際的なNGO団体であるThe Climate Groupが、CDP※1と連携して推進する国際イニシアチブです。
加盟企業※2は、事業活動で使用する電力の100%を、2050年度までに再エネから調達する目標を宣言、公表します。

  • ※1CDP:2000年にイギリスで発足したNGO団体。世界の企業や都市が、環境問題への取り組みを調査・評価し、投資家にその情報、結果を提供している。
  • ※2国内の加盟企業一覧は、JCLPホームページより参照(https://japan-clp.jp/climate/reoh

RE100イニシアチブへ加盟

当社は、2019年1月に再エネ電力使用目標を設定し、RE100イニシアチブへ加盟しました。

戸田建設グループの目標

戸田建設グループは、事業活動に使用する電力を
2040年度までに50 
2050年度までに100

再生可能エネルギー電力とします

当社が使用する電力の約90%は、建設施工に用いられます。作業所では軽油等の燃料を多く使用しますが、CO2排出量の約30%は電力の使用が占めています。今後、建設機械の電動化の進展により、この電力使用の割合は増加していくことが想定されます。

RE100イニシアチブへの加盟は、当社のCO2排出量削減目標の達成、さらには、再エネ電力の社会全体での利用推進に貢献することを目的としています。

当社のRE100達成によるCO2排出量削減のロードマップ

当社は、エコ・ファーストの約束※3、SBT※4で事業活動によるCO2排出量の削減目標を設定し、持続可能な社会の実現に向けて取り組んでいます。
当社のCO2排出量(スコープ1+2※5,6)の内、電力使用に伴うスコープ2は再エネ電力の使用によりゼロとみなされます。当社では、RE100達成に向けて再エネ電力利用を増加させると同時に、 CO2排出量削減を目指します。

  • ※3エコ・ファースト制度:企業が環境大臣に対し、自らの環境保全に関する取組みを約束し、その企業が、環境の分野において「先進的、独自的でかつ業界をリードする事業活動」を行っている企業であることを、環境大臣が認定する制度。
  • ※4SBT(Science Based Targets):「科学的根拠に基づく目標設定」のこと。企業がSBTを設定したということは、その企業が、産業革命時期比の気温上昇を2℃未満に抑制するため、IPCC(国連気候変動に関する政府間パネル)の温室効果ガス削減シナリオと整合した削減目標を設定していることを意味する。
  • ※5スコープ1:当社が建設現場等で使用した軽油等、燃料使用に伴う直接排出のこと。
  • ※6スコープ2:当社が購入した電力の使用に伴う発電所での間接排出のこと。

再エネ利用率(RE率)の過去推移は、環境パフォーマンスデータを参照してください。

100%再生可能エネルギー電力の調達スキーム

当社では再エネ発電所の電力であることが認証※7された電力を使用しています。

  • ※7電力系統から受電する電力は、「再エネ証書」(非化石証書、J-クレジット、グリーン電力証書等)付きの電力を購入・使用することで、再エネ電力であることが認められる。

<東和観光開発> オフサイトコーポレートPPA※1契約を締結

当社グループ会社の東和観光開発が運営しているマリッサリゾートサザンセト周防大島(山口県周防大島町)は、芙蓉総合リースが運営している太陽光発電所(山口県岩国市)にて発電する再生可能エネルギーを、小売電気事業者エナリスを介して、当ホテルに供給しています。
マリッサリゾートサザンセトで使用する電力の全量を当該発電所および小売電気事業者が供給するトラッキング付非化石証書を活用した実質再エネ電力で賄うことにより、100%再エネ化を実現しています。

  • ※1オフサイトコーポレートPPA(Power Purchase Agreement:電力購入契約):
    需要家が発電事業者から再生可能エネルギーの電力および環境価値を長期で購入する契約のこと。オフサイト型は、事業者が需要家の敷地外に再生可能エネルギー発電設備を設置する取り組み形態であり、需要家は自社の敷地内に発電設備を設置できない場合でも、再生可能エネルギーの利用が可能となる。

取引イメージ

<東和観光開発>オンサイトPPA※2の活用

当社グループ会社の東和観光開発が運営しているTSUTAYA BOOKSTORE 常総インターチェンジ(茨城県常総市)では、施設の屋根に太陽光発電設備を設置し、当施設で使用する電力を賄っています。
本施設では、オンサイトPPAによる太陽光発電設備を導入し、再生可能エネルギーの活用に取り組んでいます。施設屋上には、594枚の太陽光パネルを設置し、パネル容量222.75kWとなる太陽光発電設備を導入しています。

  • ※2オンサイトPPA:事業者が需要家の敷地内に再エネ電源設備を設置し、再エネ電力を長期に直接供給すること。

施設屋上の太陽光発電設備

  • SCIENCE BASED TARGETS DRIVING AMBITIOUS CORPORATE CLIMATE ACTION
  • RE100
  • ECO FIRST
  • BOSS IKUBOSS AWARD 2016