建設工程~ その5 ~施工
いよいよプロジェクトのメインイベント、施工工程です。
現場作業は安全第一。
全員ヘルメットを着用!
墜落防止のための安全帯も装着!
安全対策はバッチリです!
せっかくなので戸田建設ユニフォームも紹介します。
なお、高所作業用はハーネスというパワーアップした安全帯になります。
ロッククライミングもできちゃう!?
カ、カッコイイ!!
いざ現場へ。
なんだか、討ち入りのようですね。
今回、ご協力いただいたのは「東京製菓学校」さん。
和菓子の専門家である梶山校長をはじめ、先生方に全面的に監修・バックアップしていただきました。
でもよく考えたら、
製菓学校の調理室で作るのに、ヘルメットや安全帯の意味はあったんでしょうか……?
いえいえ、これがゼネコンSTYLE!どこでも安全第一!
たとえお菓子の建築物でも心構えは同じです。
まずは施工手順を最終確認、打ち合わせします。
全員真剣です!
工事現場でも朝礼を行っています。
もちろん毎日ラジオ体操から始めます!マジメですね~。
超高層ビルの現場ともなると、繁忙期には毎日なんと数千人もの作業員の方々が働いているんです!
そしていよいよ施工本番!
使用する材料と型枠はこちら!
初めにようかんを流し込む型枠を組み立てます。
型枠はいくつかのピースで構成されていて、各々のピースは3Dプリンターで製作しました。
3Dプリンターで出力している様子がこちら。
(じれったいので、ハイスピード再生でどうぞ。)
技術の進歩は、スゴイですね!
何もなかった台の上に、こんな模型が現れました!
各パーツを組み合わせて、完成した型枠がこちら。
建築物のフォルムがだんだん見えてきました!
型枠製作でご協力いただいたのは、FabLab Shibuyaさん。
こちらは一般の方に開かれた実験工房なので、みなさんもぜひ一度見学に行かれたら面白いですよ。
次は、ようかんのあん作りです。
まずは小豆のこしあん用に、あらかじめ煮ておいた小豆を、手でつぶしながら、裏漉(ご)しをしていきます。
この漉(こ)す作業が大変。完全に皮を取り除くために、念入りに漉していきます。
ちょっと楽しくなってきました♪
きれいに漉せたら、晒(さら)し工程です。
あんの元が沈殿してきたら上澄みを捨てて、水を新たに注ぎ、また沈殿したら、上澄みを捨ててを3回程度繰り返し…その後、あん汁を晒し布巾(ぶきん)に流し込んで、ギュッと絞ったら、やっと生あんの完成。そこに砂糖を加えて練るとやっとあんこができます。
和菓子作りは大変なんですね!
次はいよいよ、ようかんを作っていきます。
ここからは、今回の建物にメインで使う白ようかんです。
寒天を溶かしたお湯にグラニュー糖、白あんを入れて煮詰めます。
鍋に白あんを入れて、
へらでよーく混ぜながら煮詰めます。
こげないように真剣勝負です!
実際の生コンを練っているときはこんな感じです。
20分ほどかけて、最後に水あめを加えて、ついに完成。
いよいよ、ようかんを型枠に流し込みます。
さて今回はここまで!
次回は、とうとう「食べられる建物」が完成!
その全貌が明らかになります!
果たして、出来栄えは!?乞うご期待です。